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振袖の柄~熨斗文ってどんな模様?どんな意味?

2020.03.17

皆さまこんにちは。

プランドール振袖のスタッフ鶴西です。

今日は振袖の柄の熨斗(のし)文様についてご紹介させていただきたいと思います。

柄の意味を知れば、より振袖選びが楽しくなりますよ。


  ♥熨斗文とは?

熨斗(のし)と聞くと、一般的にお祝い事の時に添える飾り物をイメージされる方も多いのではないでしょうか?
お祝いの封筒や、熨斗紙の右上に描かれていたり付いていたりするものですよね。

『熨斗』とゆうものは元々、貝のアワビの肉を薄く剥がして乾燥させたもので、それを紙の間に挟んで祝儀の進物や、引き出物に添えてあるのをお祝いごとの時などによく目にすると思います。

熨斗文様とは、その紙に包まれた真ん中のアワビ(熨斗鮑のしあわび)を細長く帯状にして着物にあしらえたものて、
何本か重ねたものは『束ね熨斗』と呼んでいます。

束ね熨斗は、おめでたい象徴の熨斗を沢山束ねていることから、
多くの人々から祝福を受けていること、その幸せを周囲の人達と分かちあって欲しいとゆう意味になるそうです。

この文様は、贈り物としての気持ちや、人と人との絆、繋がりを表し、その長さから長寿の象徴でもあるとてもおめでたい文様です。

また、その文様の特徴から折り目正しく重ねるとゆう意味もあり、婚礼衣装などにも使われています。

祝儀にはピッタリのおめでたい柄ですね✨

これから大人になってゆく20歳のおめでたい節目に相応しい、
たくさんの願いや意味が込められたとてもいいお着物です✨

自分もおめでとう!みんなもおめでとう!と着ている本人も、その着物を見る人々にも、全身でお祝いを伝えましょう😍

父母、お世話になった方々、日々たくさんの関わった人々に、
感謝できる大人になってください❤